2025年8月のHumble Choiceが発表され、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』をはじめとする豪華なラインナップに胸を躍らせた方も多いのではないでしょうか。しかし、喜び勇んで購入ボタンを押す前に、少しだけ立ち止まっていただきたい情報があります。
実は、今回のバンドルの目玉である『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のSteamキーに、日本国内からは有効化できないという問題が報告されています。この記事では、なぜ今月のHumble Choiceの購入は「待ち」が賢明なのか、その理由と現状について詳しく解説します。大切な資金を無駄にしないためにも、ぜひ最後までお読みください。
【結論】今月のHumble Choiceはなぜ「待ち」が正解なのか?

結論から申し上げますと、現時点での購入は推奨できません。楽しみにしていたゲームが手に入らないという事態を避けるため、公式の対応が明らかになるまで待つのが最も安全な選択です。
目玉の『ペルソナ5R』が有効化できない可能性
今回のバンドル購入の最大の動機が『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』だという方は少なくないはずです。ところが、このキーが「リージョンロック」されており、日本国内のSteamアカウントでは有効化できないという問題が発生しています。つまり、お金を支払っても、一番欲しかったゲームをプレイできない可能性があるのです。
公式からの対応が未定という不確定要素
2025年8月8日現在、この問題に対するHumble Bundleからの公式なアナウンスや解決策は提示されていません。キーの交換、別タイトルへの差し替え、あるいは返金といった対応が考えられますが、すべては不確定な状況です。憶測だけで購入に踏み切るのは、リスクが高いと言わざるを得ません。
問題が解決してからでも購入は遅くない
Humble Choiceの販売期間は、2025年9月3日の午前2時までと十分に余裕があります。焦って購入する必要はまったくありません。問題が解決し、安心して『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』を入手できることが確定してからでも、購入は十分に間に合います。
問題の詳細:『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のリージョンロックキーとは?

「リージョンロック」という言葉を初めて聞いた方もいるかもしれません。ここでは、具体的に何が起きていて、どのような影響があるのかを分かりやすく解説します。
「おま国」とも呼ばれる地域制限
リージョンロックとは、特定の国や地域でしか利用できないように製品に制限をかける仕組みのことです。例えば、海外旅行で日本の家電製品がそのまま使えないように、ゲームの有効化キーにも「利用できる国」が設定されている場合があります。
今回のケースでは、本来日本向けに配布されるべきキーとは異なる、別の地域のキーが誤って配布された可能性が考えられます。
Steamで有効化しようとするとエラーが発生
このリージョンロックされたキーを日本のSteamアカウントで有効化しようとすると、「このアイテムはお住まいの国ではご利用いただけません」といった趣旨のエラーメッセージが表示され、ライブラリにゲームを追加することができません。バンドルを購入したにもかかわらず、ゲームをインストールすることさえできない状態になってしまうのです。
多くのユーザーが同様の状況に
実は、私自身もこの問題に直面し、現在Humble Bundleのサポートに問い合わせている最中です。また、SNSや個人ブログを調査したところ、非常に多くの日本のユーザーが同じ状況に陥っていることが確認できました。これは一個人の問題ではなく、日本市場全体で発生しているシステム的な問題である可能性が極めて高いです。
【速報】Humbleサポートから返信あり!問題解決の可能性が浮上
本件について、あるゲーム情報発信者がHumbleのサポートに問い合わせたところ、すでに返信があったとの情報が入りました。
返信の文面からは、**「日本で有効化できる『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のキーが、後日改めて配布される」**と推測できる内容だったとのことです。
これはまだ公式発表ではなく、一個人のやり取りに基づく情報ですが、Humble側が問題を認識し、解決に向けて動いていることを示す非常に明るい兆候と言えます。単純な差し替えや削除ではなく、キーを交換する方向で調整が進んでいる可能性が高まってきました。

「『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の問題が解決すれば、間違いなく”買い”のバンドルといえそうです
今後の対応はどうなる?考えられる3つの可能性

「楽しみにしていたゲームが手に入らないかもしれない」という状況は、とても不安になりますよね。一体これからどうなるのか、Humble Bundleはどのような対応をしてくれるのか、気になる方も多いはずです。ここでは、今後の展開として考えられる3つの可能性を整理してみました。
現時点では公式発表がないため、あくまで予測となりますが、過去の事例などを踏まえると、対応の方向性はある程度絞られてきます。
可能性1:日本で有効化できるキーと交換
まず考えられるのは、最も望ましい対応である「日本国内で有効化可能なキーへの交換」です。これは単純なキーの配布ミスだった場合に取られる措置で、ユーザーにとっては一番嬉しい解決策になります。サポートに問い合わせたユーザーから順次、正しいキーが再送付される形が考えられます。
可能性2:別のゲームに差し替え
次に現実的なのが、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の代わりに、別の同等価値のゲームが提供されるパターンです。実は、Humble Choiceでは過去にも、特定の国だけラインナップの一部が別のゲームに差し替えられた事例がありました。もし契約上の問題などで日本向けのキーが用意できない場合、この対応が取られる可能性は十分にあります。
可能性3:『ペルソナ5R』がラインナップから削除
最悪のケースとして、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』がラインナップから単純に削除される可能性もゼロではありません。しかし、すでにバンドルの販売が開始されている以上、価格はそのままに目玉タイトルだけが無くなる、という対応はユーザーからの大きな反発が予想されるため、考えにくいでしょう。もし削除される場合は、何らかの割引やHumbleウォレットでの補填などが伴うかもしれません。
【全8作品】Humble Choice 2025年8月のラインナップ一覧
前述の通り『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』には問題がありますが、このバンドルには他にも魅力的なタイトルが揃っています。問題が解決した後の購入を判断するためにも、今のうちに全ラインナップをチェックしておきましょう。
タイトル | バンドル歴 | カード | 日本語 | 備考 |
ペルソナ5 ザ・ロイヤル | 初 | ▶ | ◯ | ※現在、日本で有効化できない問題が発生中 |
Banishers: Ghosts of New Eden | 初 | ▶ | ◯ | - |
My Time at Sandrock | 初 | ▶ | ◯ | - |
Let’s School | 3 | ▶ | ◯ | - |
Lil Gator Game | 2 | - | - | - |
タイニー・テリーのターボ・トリップ | 2 | - | ◯ | - |
Wildmender | 1 | ▶ | ◯ | - |
Warpips | 7 | - | ◯ | - |
–
『ペルソナ5R』抜きでもこれだけ豪華!注目タイトルをピックアップ

- Banishers: Ghosts of New Eden (高価格帯の大作)
- My Time at Sandrock (人気シリーズの続編)
- Let’s School (ユニークな経営シミュレーション)
- Lil Gator Game (癒やし系高評価アドベンチャー)
- A Tiny Terry’s Turbo Trip (ユーモアあふれる高評価アドベンチャー)
- Wildmender (独特なサバイバルゲーム)
- Warpips (手軽に遊べるストラテジー)
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の問題が解決するのを待つ間、他のゲームがいかに魅力的かを見ていきましょう。実は今月のラインナップは、これ1本だけで元が取れてしまうような大作が他にも含まれています。
① Banishers: Ghosts of New Eden
- 『Life is Strange』の開発スタジオが手掛ける、ストーリー重視のアクションRPG。亡霊狩りの恋人たちの葛藤を描く重厚な物語が魅力です。
- Steamでの評価は「非常に好評」。通常価格は7,980円、セール最安値でも3,192円と高価なタイトルなので、これだけでもバンドル価格の元が取れてしまいます。
② My Time at Sandrock
- 前作も大人気だったライフシミュレーションRPG。クラフトや農業、住民との交流や冒険など、やれることが盛りだくさんです。
- Steam評価は「非常に好評」。通常価格5,940円、セール最安値でも2,384円と、こちらも非常にお得な一本です。
③ Warpips
- ミニチュアの兵士や兵器がわちゃわちゃと戦う様子が可愛い、リアルタイムストラテジーゲーム。シンプルながら奥深い戦略性が楽しめます。
- Steam評価は「非常に好評」で、気軽に遊べる良作として評価されています。
④ Let’s School
- 『My Time at Sandrock』と同じ開発会社が手掛ける、ユニークな学校経営シミュレーション。プレイヤーが校長先生となり、ゼロから理想の学校を作り上げていきます。
- Steamでの評価は「非常に好評」。定価2,300円、最安値でも1,150円のタイトルです。
⑤ Lil Gator Game
- 小さなワニが主人公の、ほのぼのとしたオープンワールドアドベンチャー。『ゼルダの伝説』のような探索要素と、癒やし系の雰囲気が好きな方にぴったりの作品です。
- Steamでは「圧倒的に好評」という非常に高い評価を得ています。現在は日本語未対応ですが、今後のDLCリリースと同時に日本語が実装される予定とのこと。今のうちに入手しておき、日本語化を待つのも良いでしょう。
⑥ A Tiny Terry’s Turbo Trip (タイニー・テリーのターボ・トリップ)
- 「車で宇宙に行く」という無茶な夢を追いかける、ユーモアあふれるアドベンチャーゲーム。奇妙な町を探索し、ユニークな住民と交流する楽しさがあります。
- こちらもSteam評価は「圧倒的に好評」。ストアページでは日本語非対応と表示されていますが、起動すると日本語が実装されているという嬉しいサプライズ付きです。
⑦ Wildmender
- 荒廃した砂漠の世界を、緑豊かな庭に変えていくサバイバルアドベンチャー。水源を確保し、植物を育てて世界を蘇らせるという、独特なゲーム性が特徴です。
- クラフト、探索、戦闘、そしてマルチプレイにも対応しており、Steam評価は「非常に好評」となっています。
IGN Plusの1ヶ月無料コードも付属
また、今月のバンドルにはゲームメディア「IGN」の有料サービス「IGN Plus」を1ヶ月間無料で利用できるコードも付属します。広告非表示やゲームの割引といった特典を受けられますので、こちらも見逃せません。なお、このコードの利用期限は2025年9月2日までとなっています。
Humble Choiceの基本情報(購入期間・注意点)
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の問題が解決するのを待つと決めた方も、購入を検討する上で知っておくべき基本情報があります。特に、Humble Choiceはサブスクリプション(月額課金)モデルであるため、その仕組みを理解しておくことが大切です。
ここでは、購入価格や期間といった基本的な情報と、特に注意すべき「自動更新」の仕組みについて解説します。意図しない支払いを防ぐためにも、必ずご確認ください。
購入価格と販売期間
まず、今月のバンドルの基本情報は以下の通りです。
- 販売価格: 14.99ドル
- 販売期間: 日本時間の2025年9月3日午前2時まで
販売期間にはまだ余裕があります。前述の通り、焦って購入する必要は全くありませんので、じっくりと公式の対応を待ちましょう。
最も重要な注意点:サブスクリプションの自動更新日
Humble Choiceをすでに購読中の方が、最も注意しなければならないのが「自動更新日」です。
- 自動更新・支払い日: 2025年8月26日
もしあなたが何もしなければ、この日に8月分の料金が自動的に決済されてしまいます。つまり、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の問題が解決していないにもかかわらず、バンドルを購入したことになってしまうのです。
今すぐやるべきこと:「休止(Skip a Month)」手続き
この自動決済を避けるためには、「休止(Skip a Month)」という手続きが必要です。これは、その月だけ購入を見送る機能で、ペナルティなどは一切ありません。
今月の購入を見送りたいと考えている既購読者の方は、必ず8月26日までにアカウントページから休止手続きを済ませてください。
まとめ:最新情報を待ちつつ、今は購入を控えよう
ここまで、2025年8月のHumble Choiceに関する問題点と、現状で私たちが取るべき行動について解説してきました。最後に、この記事の最も重要なポイントを改めて整理します。
今月のバンドル購入は「待つ」が賢明
最大の理由は、目玉タイトルである『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のSteamキーが、日本で有効化できないリージョンロックの問題を抱えているためです。公式からの明確な対応が発表されるまでは、購入を控えることを強く推奨いたします。
購読中の方は「休止」手続きを忘れずに
もしあなたがHumble Choiceのサブスクリプションを継続中であるなら、8月26日の自動更新日までに「休止(Skip a Month)」の手続きを行うことを検討してください。これを忘れると、問題が解決しないまま自動的に料金が引き落とされてしまいます。
最新情報にご注目ください
私自身もこの問題の当事者として、Humbleサポートからの返答や公式のアナウンスを注視しています。新たな情報が入り次第、この記事を更新したり、SNSで速報をお伝えしたりする予定です。
安心してゲームを楽しめる日が来るまで、今は焦らず、一緒に最新情報を待ちましょう。
【期間限定】今すぐ無料で入手できるPCゲーム&アイテムまとめ
現在、各プラットフォームで魅力的なゲームやアイテムが期間限定で無料配布されています。見逃さないようにチェックしておきましょう!
【Epic Games Store】(8月15日まで)
- 『112 Operator』
- 内容:緊急通報センターのオペレーターとして部隊を派遣する、リアルタイムシミュレーションゲーム。非常に好評。
- 備考:通常価格2,480円。モバイル版(970円)も同時配布中です。
- 『Road Redemption』
- 内容:バイクに乗りながら武器で戦う、爽快かつ過激なアクションレースゲーム。Steam評価「非常に好評」。
- 備考:1990年代の名作『ロードラッシュ』の精神的後継作として知られています。
【Amazon Prime Gaming】(プライム会員限定)
- 『Thief: Definitive Edition』 (GOG版)
- 内容:ステルスアクションの名作『Thief』のDLC全部入りバージョン。
- 注意点:GOGプラットフォーム用のキーです。日本語には対応していません。(配布期限:9月11日)
- 『Sid Meier’s Civilization III: Complete』 (GOG版)
- 内容:歴史シミュレーションの金字塔『シヴィライゼーション3』の完全版。
- 備考:2001年の古い作品ですが、日本語には対応していません。(配布期限:11月6日)
- 『The Academy: The First Riddle』 (Amazon版)
- 内容:謎とパズルに満ちた学園を舞台にしたアドベンチャーゲーム。
- 注意点:Amazonアプリ版での配布となります。(配布期限:11月6日)

【Steam】
- 『赤い狐島』 (販売終了前にライブラリへ)
- 内容:最近リリースされたばかりの無料ゲーム。
- 注意点:近日中に販売が終了すると告知されています。今のうちにライブラリに追加しておきましょう。
- https://store.steampowered.com/app/3826570/
- 『硬汉猫猫:手法大师』 (有料化前にライブラリへ)
- 内容:サイバーパンクの世界観を持つ、猫が主人公の中国産ゲーム。
- 注意点:現在無料ですが、8月19日から有料化される予定です。無料で入手したい方はお早めに。
- https://store.steampowered.com/app/3744910/
- 『Multiplayer Games Fest』ポイントショップ配布
- 内容:ゲーム本体ではなく、Steamプロフィールの背景やアバターフレームなどのカスタマイズアイテムが無料配布されています。
- 期間:8月12日(現地時間)まで。
【Indiegala】
- Freebiesページ更新
- 内容:PCゲームストア「Indiegala」の無料配布(Freebies)ページが更新され、『Christmas Night』などのタイトルが追加されています。
- 備考:定期的にチェックすると、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
- https://freebies.indiegala.com/ (最下段)