FIRE HD 10 （旧型もあるので、2019とか第9世代って付けます。）は、amazonでよくセール対象になります。（この記事を更新した際はタイムセール中でした）
この記事ではFireHD10 2019 の特徴や実際に使ってみた感想を、「2020年7月現在どう思うか」で、レビューしていきます。
これからファイヤータブレットを購入しようとしている人の参考になれば幸いです。
FIRE HD 10はAmazonのサービスに特化した作りになっています。
基本的には、Amazonのプライム・ビデオやKindleなどを利用する事が前提のタブレットです。
ファイヤータブレットを購入するなら、
「基本はamazon用だけど、ベースはandoroidタブレットだから、ある程度は他のこともできるよ」
ってのを ふまえての購入をおすすめします。
注意したいこと：GooglePlayを入れていると重くなることがある
FireHD10は、Wifiなどの設定がされていると自動でアップデートを行っています。
何度かあったのが、最初はわりと快適につかえていたのに、気がつけば動作がかなり重くなっていたこと。
動作が遅い・重いと感じたら工場出荷状態に戻してみるのもありかもしれません。
工場出荷状態に戻してみたら、驚くほど早くなったことがあります
FIRE HD 10の特徴と使ってみての感想など
FIRE HD 10は、起動するとamazonのCMが表示されたりしますし、質感はどうしても価格相応ですけども、あると便利なタブレットです。
あ、別にAmazonプライム会員にならなくても、基本的なことはふつうに使えますのでご安心を。
もちろんですが、プライム・ビデオを見たいとかPrimeミュージックを聴きたいなら加入しないと無理です。
ただ、ipad air2などを持っている方が買い換えるとなると、おすすめはしません。
総合的には、2014年発売のair２の方が、少し使い勝手はいいです。
air2の中古価格は2万～3万、HD10はセールなら1万だから、ここらへんはしかたないです。
FIRE HD 10のメリット
○ FIRE HD 10のメリット
- USB-Cなので、ケーブルが安く手に入るし他の機器と使い回せる
- 安いけど液晶はWUXGA規格で1920×1200
- ゲームやアプリもそれなりに普通に使える
- とにかく安いからコスパも○
USB-Cなので、ケーブルが安く手に入るし他の機器と使い回せる
HD10はUSB-C端子を搭載です。
USB-Cのメリットは高速充電と高速データ送信、今どきのandroidスマホはたいていUSB-Cなので、非常にありがたいです。使い回せますから。
ライトニングケーブルはどうしても高いし、特許の関係でケーブルも劣化というか事情ありのケーブルをつかみやすいのが難です。
安いけど液晶はWUXGA規格で1920×1200
液晶はいわゆるフルHD（1920×1080）よりも少し幅があるWUXGA（1920×1200）という規格です。
少し幅があるし、10インチですから「でかい」です。ダイナミックが画像が楽しめます。
アニメや映画を見る分には、（価格の割には）本当にきれいだと思います。
いや、ipadProと見比べればアラも見えますが、ふつうに使うなら問題はないです。
ミリシタとかやるとシーンチェンジでカクつきますけど、それはどっちかというと内部の演算処理とか性能の話なので、まぁしかたないかなと。
あと電子書籍も十分キレイです。
でも、反射はちょっとキツイです。ふつうのメーカー製でも同じくらいのありますけどね。
とにかく安いからコスパも○
セール時のHD10の価格は、圧倒的に安いです。
いちおうBlue Dotとかの安い端末もありますけど、予約が必要だったりいろいろありますので、入手性なども考えればHD10のメリットは大きいです。
筐体がプラスチックだから安っぽいとか、まぁそういう話もありますが、これだけ安ければアバウトに使い倒せるってものです。
MediaPadT5が21ｋなのを考えると、安い分だけ こっちがいいかなと思います。
もちろん、それなりにきちんと使いたいなら38ｋ出してipad買うか、20kのMediaPad M8買った方が安定して使えます。価格は２倍以上とか3倍以上いきますが。
FIRE HD 10のデメリット
✗ FIRE HD 10のデメリット
- Fire HD 10はFire OSが使いにくい
- 性能は価格相応で、まぁそれなり
Fire HD 10はFire OSが使いにくい？
Fire HD 10はアマゾン独自のFire OSというOSを搭載しています。
FireHD10は採算度外視で作られている代わりに、アマゾンのCMが表示されたりします。
ランチャーを変えることで表示できなくできるようですが、アップデートで元に戻ったり不安定になることがあるので、個人的にはおすすめしません。
デフォルトでは、Google Play Store (グーグルプレイストア)が使えないようになっています。
裏技だからいつダメになるかもわからないとか言われてますが、なんだかんだもう4年以上は使えてますから可能性は低いと思いますし、万がイチにもダメになったらその時にあきらめればいい話です。
Googleプレイストアを入れる手順は簡単ですし、検索すればYoutubeの動画も出てきます。
自己責任ではありますが、そんなにむずかしいことではないです。
✅Youtubeの動画ならこれとか
性能は価格相応で、まぁそれなり
アプリの起動は価格相応です。
とはいえ、ipadとかM5とならべて使えば、「まぁ遅い気はする」って話なので、単体でそんなに遅く感じるわけではないです。
セール時の価格で考えれば、逆に2万円クラスの価格帯のタブレットをおびやかす感じもあります。
動画と電子書籍がメインって使い方だと、そんなに差が出ないですので。
あと セキュリティですが、Fire HD 10は指紋認証にも顔認証にも対応してないので、パスワードかPINでしかセキュリティを設定できません。
まぁ指紋認証とか欲しいなら、それなりに高価なのを買ってくださいとしか・・
個人的にはいらないです。ipadもM5もパスワードで解除してるので。
Fire HD 10はGPSが無い
Fire HD 10にはGPSが無いからナビが使えません。
ipadもWiFiモデルだと使えませんけどね。
タブレットをナビに使うなら車載用の、「もし事故にあってもタブレットが顔や後部座席の人に飛んでこないように」対策することが必要なので、けっこう面倒です。
Fire HD10は重めのゲームも動きます
＞Yoster アズールレーン
アズールレーンやアークナイツも(それなりに)ふつうに動きます。
端末を複数持ってるとリセマラに便利だったりで、アークナイツのリセマラではお世話になりました。
アズレンは、委託の管理でまめに端末を開くことがあるので、ちょっとしたことでも便利です。
＞バンダイナムコホールディングス アイドルマスター シアターデイズ
こちらはミリシタ。6M、3D軽量ですね。
デレステも同様に動きます。（快適にプレイできるとは言ってないです💦）
ちなみに音声の遅延はけっこうきつめです。
ipad>M5 8インチ>M5 Pro>FireHD10 って感じです。
androidタブレットでも、遅延具合はけっこう差が出ます。
2Dモードにして、タップ音を消音にしてしまえば、それなりに遊べる気はします。
こだわって遊びたい場合に向いているか、向いていないかを聞かれれば、向いてないと思います💦
FIRE HD 10の特徴と実際に使って感じたメリット・デメリットを再レビューまとめ
FIRE HD 10の特徴は、
- USB-Cなので、ケーブルが安く手に入るし他の機器と使い回せる
- 安いけど液晶はWUXGA規格で1920×1200
- ゲームやアプリもそれなりに普通に使える
- とにかく安いからコスパも○
✗ FIRE HD 10のデメリット
- Fire HD 10はFire OSが使いにくい
- 性能は価格相応で、まぁそれなり
ということになります。
結局のところ、FIRE HD 10は次のような人に向いています。
- amazonのプライム動画やKindle書籍を見る為の安い端末が欲しい
- 安く使える手軽なタブレットが欲しい人
- ガジェットが好きでHD10を一度は使ってみたい
安いけど「アズールレーン」とか「ミリシタ」もいちおう動くし、ゲームが動くのならたいていのことはできます。
Perfect Viewerを入れれば、Kindle以外の自炊書籍も読めますし、料理する時のレシピ参照とかは高価な端末を使うのは気がひける方もいるでしょうし。
逆に、仕事で使いたいとか品質の高いオールラウンダーなタブレットが欲しいならipadとかM5 8インチを選ぶべきだと思います。
なお、air2にかぎらず中古だと、バッテリーがへたっていることが多いのや、以前の持ち主がどんな使い方をしてるかわかったものではないし、保証も短いのでオススメはしません。
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