年賀状を出すのが遅れてしまうことって、ありがちだったりします。
師走といわれるだけに年末は大掃除もありますし、仕事が忙しいこともあります。
そんな忙しさから年賀状を書くのが遅くなることもあれば、出していない相手から1月4日以降になって年賀状が届いたりとかです💧
この記事では、年賀状を遅れて出すときに気を付けたいことや、書き方の注意点などをまとめました。
遅れて出す年賀状【返事はどう書けばいいの?】
正月に届いた年賀状であれば、すぐに返事を書いて投函(とうかん)すれば、松の内(1月8日)までに相手に届きますから、すぐに年賀状を書いて出せば問題ないです。
その場合、丁寧に書くのであれば年賀状をいただいたことへのお礼や、ごあいさつが遅れたおわびなどを書いておくと印象がいいです。
この時、相手の近況はすでに知らされているので「いかがお過ごしですか」などの近況をたずねるような文言は書かないようにしたほうが自然です。
年賀状を遅れて出す時の文例
あけましておめでとうございます
おこころのこもった年賀状をありがとうございました
ご挨拶が遅れましたことを おわび申し上げます
本年もよろしくお願いいたします
令和〇〇年元日
ご挨拶が遅れましたことを おわび申し上げます
年末のあわただしさから 新年のご挨拶が遅れ 大変失礼いたしました
年末より帰省しておりましたため 新年の御挨拶が遅れましたこと 心よりおわび申し上げます
松の内(1月8日)には間に合わない場合は「寒中見舞い」
正月3日くらいまでに届いた年賀状であれば、すぐに返事を書けばいいわけですが、
年賀状を書くのが遅れてしまったり、仕事始めを過ぎてから年賀状が届いた場合はどうすればいいのかは、ちょっと悩むところですよね?
その場合には、寒中見舞いを送ることになります。
「寒中見舞い」を年賀はがきではなく官製はがきに書いて送ります
そもそも年賀状は松の内に相手に届くように出すものですので、間に合わない場合は「寒中見舞い」のとして出すようにします。
この場合は、年賀状ではなく官製はがきに書いて送ります。
年賀状への返信は、必ず年賀状でなければならないというわけではありませんのでご心配なく。
この時の文面には、年賀状として出す場合と同じ様に届いた年賀状のお礼やごあいさつが遅れたことのおわびの一文を添えておくようにします。
年賀状や寒中見舞いは、単なるごあいさつだけでなくこちらの近況を伝える機会となります。
出し忘れのないように気をつけて、遅れてしまった場合は早めに出すように心がけてください。
寒中見舞いの書き方については、こちらを御覧ください。
送っていない人から年賀状がきたら、どうすればいいの?
自分が出していない相手から年賀状が届いたら、なるべく早く返します。
この時、三が日までに出せるならとくにお詫びなどは書かなくても問題ないです。
集配をおこなっている大きな郵便局に直接持参すると集荷の時間が短縮でき、多少速く着く場合があります。
年賀状が遅れたことをおわびするコメントを書く場合は、言い訳がましくならないように簡潔に書いてください。
あくまで自分の都合で年賀状を出すのが遅れてしまったという表現にしておいた方が失礼にならず、印象をわるくしないですみます。
この時も、松の内(1月7日)を過ぎる場合は寒中見舞いとして出すことになります。
寒中見舞いには年賀はがきは使えませんので、官製はがきに書いてください。
喪中の中で年賀状が来た場合はどうすればいいの?
喪中はがきを送らなかった方や、喪中はがきが間に合わないタイミングの時など、喪中であっても年賀状を受け取ることは案外よくあることです。
一般的には、喪中に年賀状が届いた場合は、喪中の連絡が遅れたことをお詫びする挨拶を書いた寒中見舞いを出すことになります。
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