oculus quest2の基礎知識や初期設定について

oculus quest2の初期設定を説明する女性VRゲーム
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Meta Quest2(以前はOculus Quest 2<オキュラス クエスト>という名称でした)は、FacebookのVRブランド「Oculus」が開発したVRゴーグル。

以前販売されていたOculus QuestやOculus Riftの性能アップ版です。

多数のVRアプリが提供されており、没入感の高いゲームや映像を楽しむことができます。

 

この記事ではMeta Quest2の簡単な説明と初期設定までを紹介していきます。

Meta Quest 2のまとめをご覧になりたい方は、こちら をごらんください。

Meta quest2のまとめ 初期設定から具体的な使い方まで【旧名oculus quest2】
META Quest 2(Oculus Quest2)は、META(かつてのFacebook社)が販売するVRゴーグルです。 これまでの「Oculus Q...

VRゴーグルって?

VRゴーグル(VRヘッドセット、VRヘッドマウントディスプレイとも呼ばれます)には、おおまかに言うと3つのタイプがあります。

■スマホ取付タイプ

まず、最も気軽で安価にVRを体験できるのが、スマホを取付けるタイプのVRゴーグルです。

これはVRアプリを立ち上げたスマートフォンを、VRゴーグルに取り付けるというもの。安価なモデルが多く、試しやすいのが特徴です。

基本的に動画視聴向きで、VRゲームには向いていません。

忘れがちなのが、リモコンが必要なことです。リモコンがないと操作が必要になった時にゴーグルからスマホを外して操作して また戻すといったことになります。

■スタンドアロン タイプ

スタンドアロンのVRゴーグルは、ディスプレイやバッテリーなどが内蔵されて一体型になっているタイプです。

ワイヤレスでWi-Fiに接続することで、単体でVRを楽しむことができますし、ケーブルもないですし、ゴーグルをかぶれば自動で電源が入って画像が映し出されます。

ワイヤレス操作ができるコントローラーが付属していることが多くて、動画視聴だけでなく、VRゲームも楽しめます。(PC接続タイプに比べるとグラフィックなどのクオリティが少し低いです)

最近人気な「Oculus Quest 2」も、スタンドアロンタイプです。

ほぼ4K画質なので、動画視聴であっても高精度な映像を楽しめます。

■PC接続タイプ

PC接続型は、利用するには高性能GPUを搭載したPC(ゲーミングパソコン)に接続して使うタイプです。

高画質でVR映像を描き出すことができるので、本格的なVRゲームも楽しめます。

ゲーミングパソコンは20万円以上なことが多く、VRゴーグルも8万円くらいと比較的高価になってきます。

このほかにも、PlayStation4/5に接続できるPlayStation VRなどもあります。

「Oculus Quest 2」は、リンク機能を使うことでPC接続タイプのゲームも(一部ですが)遊ぶことができます。

Meta Quest 2って何ができるの?

主に向いている使い方としては、こんな感じです。

  • 動画視聴 (VR映画)
  • VRゲーム(FPS、スポーツといったゲームが特に向いています)
  • アダルトVR動画

特に今は外出するのに何かと気を使いますが、VR映画の没入感と大画面の感覚は独特なものがあります。

普通にホロライブなどのYoutube動画を見るのであっても、スマホやPCでみるのとは ちょっと違った感覚で楽しめます。

 

Oculus Quest 2であれば、基本的に どれも普通にこなせます。

128GBモデルと256GBモデルはどちらがおすすめ?

Meta Quest2には、128GBと256GBモデルの2種類があります。

ゲーミングPCと高速回線があって、アダルトなコンテンツをあまり見ないという方であれば128GBモデルで問題ないです。

VRゲームは比較的に小さい容量のソフトが多いんですが、容量の大きいコンテンツをいろいろ切り替えて利用したいような方は256GBを検討されるとベターです。

Meta Quest 2のメリットとデメリット

Meta Quest2のメリット(他の製品にくらべて強みのある部分)はこんな感じです。

メリット

  • 本体だけでVRを楽しむことができる
  • ワイヤレスでWiFiにつながるのでケーブルがなくて手軽
  • 頻繁にアップデートされて機能が追加されていること
  • 使おうと思った時にすぐ楽しむことができる(PCを起動したりする必要がない)
  • 安価なのに3664×1920と比較的高画質 (PC用のVRゴーグルはもっと高画質ですが高価です)
  • VRゲームなどのアプリが多く発売されている

本体だけでVRコンテンツを利用できるのがすごく手軽で便利です。

ゲーミングPCを用意できれば、PCと接続してSTEAM VRなどの本格的なコンテンツが利用できます。

デメリットはこんな感じ

  • Facebookアカウントが必要で、面倒な点がある
  • 眼鏡をしている人の場合は対策が必要かも
  • 音に関してはちょっとさびしい
  • Touchコントローラーの電池交換がちょっと面倒(電池持ちはいいので低頻度です)

Facebookアカウントが必要で、面倒な点がある

原則顔出しの画像と本名での登録が推奨されています。

日本人の場合、あまり本名で顔出しって人は少ないみたいです

眼鏡問題

眼鏡については、VRゴーグル用のレンズを購入したり、お古の眼鏡を専用として使ったりしている人が多い印象です。

音に関して

内蔵スピーカーは小型なこともあって、音質にはちょっと貧弱に感じる人もいるみたいです。

イヤホンやヘッドホンを接続してカバーできますが、ちょっとだけわずらわしいかも。

リモコンの電池

リモコンのカバーがとにかく外しにくいです。充電キットもオプションであるんですが10kくらいしますから、ちょっとお高いかも。

電池持ちはいいので、それほど頻度は高くないです。

Meta quest2の初期設定のやり方

Oculus Quest 2を開封して、セットアップをする流れをご説明します。

Meta quest2を開封して、輸送用シートをはずす

oculus quest2を開封して、早速使っていきましょう。

1. ヘッドセットを取り出して本体の側面やレンズを保護しているシートを外し、Touchコントローラーの絶縁シートを抜き取ります。

2. メガネをかけてたままプレイしたい人は、ヘッドセットに眼鏡スペーサーを取り付けてください。フェイスガード(黒いクッション)はひっぱれば取れます。

これで準備完了です。

かぶってみれば映像が映るはずです。

中のレンズ(右・左どちらでもいいです)を動かせば、左右の感覚を調整できます。

下の方にバッテリー残量の表示がありますので、少なかったら充電してください。

四角形の箱から充電器とケーブルを取り出してつなげば、ヘッドセットを充電できます。充電が完了すると、ヘッドセットの右側面のランプが(オレンジか緑色に)点灯します。

ヘッドセットとコントローラーの使い方・操作方法

<ヘッドセット>

・右側面に電源ボタンがあって、電源を入れたり、再起動や電源を切ったりできます。

・左側面はオーディオ端子、上部ストラップはバンドでサイズ調節できます。

・本体下のの面に音量ボタンがあってOculus Quest 2内蔵スピーカーの音量を調節できます。

<Touchコントローラー>

コントローラーは左右ひとつずつ。右・左が決まっています。

左右ともにサムスティック、トリガー、グリップボタン、がひとつずつ。

左手のコントローラーにXボタンとYボタンのアクションボタンが、右手のコントローラーにBボタンとAボタンがあります。

メニューボタンが右手のコントローラーの下部にあり、Oculusボタンが右手のコントローラー下部にあります。

握りの部分がバッテリーカバーで、電池交換時に取り外します。(かなりはずしにくいです)

手首ストラップは手首を通して落下防止に使いますので、必要なら検討してください。

Meta quest2のセットアップ

oculus quest2を使用するには、Facebookアカウントが必要になります。

スマホかPCで、Facebookアプリをダウンロードしてアカウントを用意してください。(なければ要登録)

ヘッドセットの初期設定

最初にヘッドセットの設定を進めていきましょう。

  1. ヘッドセットを装着して、右側面にある電源ボタンを押して電源を入れます。
  2. 【右矢印】を押します。
  3. 言語設定:「日本語」を選択して【右矢印】を押します。
  4. 鮮明度:ヘッドセットを動かし調整して【次へ】を押します。
  5. レンズ位置を調節して【次へ】を押します。
  6. 設定は座った状態で行います。【次へ】を押します。
  7. WiFi設定:接続するネットワーク(WiFi)を選択してパスワードを入力します。
  8. oculus quest2の説明が流れます。
  9. 「安全に利用するために」の画面が表示するので【同意する】を押します。
  10. アップデートが始まります。ヘッドセットを外して充電をして待ちましょう。

次は、アプリとペアリングを行います。

Oculusアプリとペアリングする

OculusアプリとOculus Quest 2のペアリングをしていきます。Oculusアプリは、App StoreまたはPlayストアからダウンロードできます。

 
Oculu‪sアプリ のダウンロードできるリンク (© Oculus VR LLC)
  1. Oculusアプリをダウンロードして開きます。
  2. Bluetoothの使用を求められるので【OK】をタップします。
  3. 【Facebookでログイン】をタップして、Facebookアカウントでログインします。
  4. 「OculusがFacebookアカウントへのアクセスを求めています」の画面が表示するので【○○として続行する】をタップして、Oculusアプリに戻ります。
  5. 必要に応じて「プロモーションメールを受け取る」にチェックして、【新しいOculusユーザーとして続行】をタップします。
  6. プロフィール設定をします。【次へ】⇒プロフィール写真を選んで【保存】⇒ユーザーネームを入力して【次へ】をタップします。
  7. Oculus版Messengerの画面が表示します。【次へ】をタップします。
  8. プライバシー設定を行います。公開範囲を選択して【次へ】をタップします。情報を非公開にして楽しみたい場合は、「自分のみ」に設定を切り替えておきましょう。
  9. 興味のあるカテゴリーを選択して【次へ】または【スキップ】をタップします。
  10. Oculus PINを設定して【次へ】をタップします。Oculus PINは、Oculusストアで買い物をする際などに入力を求められます。
  11. 支払い情報を入力して【保存】します。(後から登録する場合は【スキップ】をタップ)
  12. 【Quest 2】をタップします。
  13. 「ペアリングされました」と表示したら完了です。【閉じる】をタップします。
  14. 必要に応じて、お知らせをオンにします。

ペアリングが済みましたら、ヘッドセットの設定に戻ります。

ペアリングできない場合

上記の手順⑫【Quest 2】をタップしても、「ヘッドセットを探しています」の状態から進めない場合があります。

近くにスマホとoculus quest2があることを確認してください。それでも接続できない場合は、Bluetoothがオンになっていない可能性がありますので、スマホの設定を見直してBluetoothをオンにしてください。

ヘッドセットで続きの設定をする

再びヘッドセットを装着して、残りの設定を進めていきましょう。

  1. ヘッドセットを装着します。
  2. ガーディアン境界線を設定するの画面で【次へ】を押します。
  3. 床面の設定:グリッドと床面が同じ高さにできたら【確認】を押します。
  4. プレイエリアを設定します。トリガーを押してラインを引きます。【次へ】を押します。
  5. プレイエリアに障害物がない状態にして【次へ】を押します。
  6. ガーディアン境界線を確認:【確認】を押します。
  7. 正面をリセット:【Oculusボタン】を長押しして画面センター位置を調節して【次へ】を押します。
  8. 「デバイスの設定が完了しました」と表示したら【Oculusボタン】を押します。

これで初期設定完了です。

途中でWiFiのSSIDとパスワードを入力して設定する時の注意点

セットアップの途中でWiFiのSSIDを選択しパスワードを入力してWi-Fiを設定するんですが、まれにWiFiのSSIDを選択するのでなく入力を求められることがあります。

(初回のセットアップや、セットアップに時間がかかったときなど)

この場合、SSIDとパスワードを正しく入力しても設定できないことがあるので、その場合は一度電源を落として再起動してみてください。

 

Meta quest2のセットアップで大事なこと

セットアップで大事なことが2つあります。それは、

  • レンズ位置の調整
  • 眼鏡問題のクリア

の2つで、これはかなり大事です。

レンズ位置の調整

レンズ位置は、1・2・3の表示があって、レンズを動かすことで調整できます。

これは、1と2、2と3の間で止めることができるので、1.5とか2.5みたいな感じで中間位置にすることもできます。

この調整はかなり大事で、うまく調整できてないと映像がぼやけてはっきり見えない原因になるので、しっかり行ってください。

 

眼鏡問題のクリア

眼鏡を使っているひとは、oculusを使う際にも必要になります。

近視で裸眼の視力が0.3の人がそのままoculusを使うと視力0.3の状態になるので、遠くの映像がぼやけてしまいます。

これを解決するには、眼鏡を付けた上でoculusをかぶることになるんですが、純粋にかぶりずらかったり、ヘッドセットをはずすたびに眼鏡がハズレたりとけっこう難儀します。

コレと解決するには、MASiKEN Oculus Quest 2を使ったり、以前使っていたお古の眼鏡を改造して使うなどの方法があります。

 

Meta Questアプリの通信がファイヤーウォールなどで制限されていないか確認する

Meta quest2をペアリングするときには、ネットワークにアクセスしてペアリングを行います。

そのときに、アプリのアクセスが制限されていたりするとペアリングができず延々と待ち続けることになってしまいます。

アンチウイルス系のアプリがファイアウォールを設定していることもあるので、おかしいなと思ったら確認してみてください。

 

Metaアカウントを削除してしまわないようにする(2022年10月11日時点)

セットアップをしているときに、Metaアカウントを削除するといった項目が出てくるのですが、このアカウント削除はしないように注意です。

というのも、Meta Questアプリを起動するたびに「あなたのMetaアカウントは削除される予定です」といったメッセージが出てサポートにアクセスするように警告文が出てきます。

サポートにアクセスするとFacebookにログインして削除をキャンセルしてと表示されるのですが、Facebookにログインしてもアカウントの削除がでてきません。

結果、サポートにメール対応をお願いすることになるのですが、サポートが込み合っているとメールがくることからも、対応してもらうのは時間がかかりそうです。

 

 

Meta Quest 2のまとめをご覧になりたい方は、こちら をごらんください。

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