Oculus Quest2とPCをリンクさせるには以下の3つの方法があります。
- Oculus Quest2とPCをUSB-Cケーブルでつなぐ (Oculus Link)
- Oculus Quest2とPCをケーブルを使わずネットワーク機能でつなぐ(Oculus Air Link)
- Oculus Quest2とPCにVirtual DeskTopアプリを入れてリンクさせる
この記事は、Virtual DeskTopアプリについてです。
主にOculus Quest2とゲーミングPCをリンクして、Steamのゲームアプリをプレイする際に利用することになります。
Virtual Desktopの導入手順
導入に必要なもの
Virtual DeskTopとOculus Air Linkと違う点は、steamのゲームをするだけの場合はPCのOculusアプリを使わない点です。
必要なものは次のようになります。
- ゲーミングPC
- VirtualDeskTopアプリで推奨しているWifiルーター
- VirtualDesktopのQuest側アプリ (2021年1月現在で2208円)
- VirtualDesktopのPC側アプリ (無料)
ゲーミングPC側は無線だと起動しないようなので、有線LANケーブルでルーターやモデムへ接続する必要があります。
Oculus Quest2側の準備
OculusQuestのストア(https://www.oculus.com/experiences/quest/2017050365004772/)でVDアプリの購入をします。
価格は¥2208ですので、決済してインストールします。
PC側の準備
Virtual Desktopの公式サイトの「Download Streamer APP」というところからPCアプリをダウンロードしてインストールしてください。
起動すると設定画面が出てくるので、「Oculus Username」のところは現在のOculusアカウントで設定しているアカウント名をいれます。Quest2側の設定とあわせてください。
特に問題なければ「OPTIONS」のメニューはデフォルトのままでいいと思います。
このまま起動したままにしてQuest側の起動に進みます。
Oculus Quest2で起動させる
Oculus Quest2の方でアプリを起動させます。インストールされたVirtualDesktopの起動をします。
PC側は先ほどのアプリを起動したままにしておいてください。
VR機器の無線では5GHzが標準で使用され、読込が完了すれば接続画面が表示されます。
体感的にはAirLink同じようにPCとOculus Quest2がリンクされ、ゲームを利用できるようになります。
ただAirLinkもVirtulDesktopも遅延なしというわけではなく、多少遅延はしているようです。
まとめ
特に必要がなければ、「Oculus Air Link」でいいというのが現実なようです。
PCや無線の環境次第では「Virtul Desktop」の方が快適に動作するようなので、必要に応じて利用を検討することになります。
VirtualDesktopは有料のソフトなので、無線環境の選択肢が増えるという点でアプリの利用環境次第では選択肢に上がってくる場合もありそうです。
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