
テレビを見ていたら大雪のニュースが流れていたんだけど、雪って気温が何度以下になると降るんだろう?
冬になると寒い日が続くことが増えてきます。

そんな雪の降る条件は、温度の他にもいくつか条件があるので、手短に解説していきます。
雪が降る気温は何度なの?
雪が降る気象の条件は、上空1500メートル付近の気温と地上の気温、そして湿度が関わってきます。
✅雪が降りやすい条件は次の3つです。
- 上空1500メートル付近の気温がマイナス6度以下
- 地上の気温が3度以下
- 湿度が低いこと
この条件に近くなるほど雪が降りやすくなります。

上空の気温については、高い山地であれば0度以下であれば雪の可能性があると言われています。
雪が降る条件には湿度も関係してきます
雪が降る条件に湿度も気温に深く関係していて、湿度が低ければ気温が6度近くあっても雪が降る可能性があるとされています。
参考: 地上気温と湿度による雨と雪の境目の目安
なぜ湿度が低いと雪が降りやすいのかというと、空気が乾燥している場合は空気中の水分が少ないので落下中の雪が蒸発していきます。 雪が蒸発する時に周囲の気温を下げるので、雨に変わりにくくなるのだそうです。

湿度については、おおよその目安となっていて、その他にも風向きや高気圧、低気圧の位置などの影響も受けると言われています。
雪は気温が何度以下になると降るの?【雨が雪にかわるのは?】まとめ
雪が降りやすくなる条件は、上空1500メートル付近の気温と地上の気温と湿度が関係します。
- 上空1500メートル付近の気温がマイナス6度以下
- 地上の気温が3度以下
- 湿度が低いこと

湿度が低いと、地上の気温が4度以上あっても雪が降ることがあります。
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- 夜間は0度より気温が高くなっても、日差しがないのでほとんど溶けない
雪を早く溶かすにはどうしたらいい?
- 解氷スプレーや融雪剤などを使う
- ぬるめのお湯をかける
- 塩(塩化カルシウム)をまく
- 黒いポリ袋に入れて溶かす

といった方法があります。
よろしければ、「雪がとける温度について」は、こちらを御覧ください。

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